小松菜のタネのまき方
畑への準備(土づくり)
タネまき2週間以上前に苦土石灰1㎡あたり100g、完熟堆肥1㎡あたり3kg位を施しよく耕し、1週間位前に化成肥料1㎡あたり150g位を施して再び耕し、幅70cm〜80cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
深さ1cm位のまき溝を作りスジまきし5mm位土をかけ、軽く押さえてていねいにタネが流れ出さないよう潅水します。なお5〜8月のタネまきは寒冷紗で覆うように、また、冬期はビニールトンネルをします。
間引き管理
発芽後本葉1〜2枚の頃株間3〜4cmになるよう間引き、本葉が3〜4枚の頃株間5〜6cmとり間引きます。追肥は2回目の間引き後化成肥料を1㎡あたり25g位を施しますが、この時は株に肥料がかからないよう注意してください。生育の早い夏まきでは追肥は必要ありません。
病害虫
夏期はヨトウ虫、アオ虫、コナガなどの害虫が多くなりますので、寒冷紗や不織布などで覆うと効果的です。病害は白サビ病、炭ソ病が春と秋に発生しますので雨よけ栽培をすることによってかなり防げます。
つくり方ポイント
・間引きは遅れないようにすること。
・畑が乾燥しないよう潅水を十分すること。
・害虫の対策をしっかり取りましょう。
・薬剤の散布は本葉2〜3枚までにやりましょう。