牛蒡のタネのまき方
畑への準備(土づくり)
水はけのよい畑で3年は牛蒡を作っていないところを選び、タネまき2週間以上前に苦土石灰を1㎡あたり150g位施し深くよく耕し、1週間前に完熟堆肥1㎡あたり3kg位、化成肥料1㎡あたり100g位施し再びよく耕し、その後幅50〜60cm高さ10〜30cm位のうねを作り、耕土が浅いところや水はけが余りよくないところは高うねにします。
タネまき
直径5cm深さ1cm位のまき穴を作り、一晩水に浸し吸水させたタネを1穴に4〜5粒まきタネがかくれる程度に薄く土をかけ、軽く押さえてから十分に水をやり発芽まで水を切らさないようにします。
間引き管理
本葉1枚の頃(春はタネまき30日〜40日後)2本立ちにし、本葉3〜4枚の頃(50〜60日)1本立ちにします。それから1回の追肥を1あたり化成肥料を30g位施し中耕し土寄せをします。その後草丈30cm位になるまでに1〜2回追肥を1㎡あたり30g位施し中耕土寄せをします。秋まきの場合は翌春本葉2〜3枚の頃1本立ちにします。株間は長根と太短根種は10〜15cm位、短根種は3〜8cm位とします。
病害虫
牛蒡の病害虫は連作によるセン虫の被害が多く、又根の発生が多くなり、その他ウドンコ病などが発生します。虫害はアブラ虫、ヨトウ虫、ネキリ虫などが発生しますので防除に心掛けてください。
つくり方ポイント
・連作をさけ堆肥は又根を防ぐため完熟堆肥を使用する。
・こまめに除草する。
・肥料不足にならないよう注意する。不足するとス入りになる。
・収穫は遅れないように。