畑への準備(土づくり)
苦土石灰1㎡あたり100g位を畑全面に施しよく耕し、その後堆肥を1㎡あたり1kg位と化成肥料50〜60g位(緩効性のもの)を施し土とよく混ぜ、幅60〜70cm位高さ10〜15cmのうねを作ります。
タネまき
関東以南は9月中旬〜10月上旬が適期で、株間を30〜40cm位として1ヶ所に4〜5粒をまき軽く土をかけ潅水します。発芽生育をよくするためにマルチを使用することをおすすめします。寒冷地での栽培は越冬が困難なためトンネルかハウス栽培にします。
間引き管理
発芽後生育に応じて間引いて本葉5〜6枚の頃1本立ちにします。追肥は1〜2月に肥料切れしないよう速効性の化成肥料を1株あたり10〜20g位施します。トウが立ち20〜30cm位になり1〜2輪開花した頃、株元に近いところを手で折って収穫します。
病害虫
アブラ虫に注意し早期駆除します。
つくり方ポイント
・排水のよい耕土の深いところで栽培する。
・播種期が早過ぎるとウィルス病にかかりやすく遅すぎると株張りが悪くなるので適期まきすること。
畑への準備(土づくり)
タネまき2週間位前に苦土石灰1㎡あたり100g位を全面に施しよく耕し、1週間位前に堆肥1㎡あたり2kg位と化成肥料100g位を元肥として土とよく混ぜて、その後幅60cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
春の直まきはサクラの花が咲き終わってから条間15〜20cm位株間15cmとして、まき穴深さ1cm位直径2〜3cm位を作り、1ヶ所に4〜5粒のタネをまき軽く土をかけ手で押さえてから水をやります。低温の時はマルチを利用します。地温が確保できて発芽の揃いもよくなり、強い雨などを防ぎ生育もよくなります。
間引き管理
本葉2〜3枚頃間引いて3本立ちに、本葉4〜5枚で1本立ちにします。追肥は本葉5〜6枚の頃にうね間に1㎡あたり化成肥料30〜40g位施し軽く土に混ぜます。その後2週間位の時に同量の化成肥料をうね間に施します。なお追肥は高温時は少なめに低温時は多めに施します。
病害虫
アオ虫、コナガ虫、アブラ虫の発生に注意し防虫剤、防虫資材を利用します。
つくり方ポイント
・早まきはトウ立ちしますので注意します。タネまきはサクラの花が終わってからです。
・収穫は早目に。
・高温時は乾燥しないよう潅水する。
・連作はさける。
畑への準備(土づくり)
定植の2週間位前に苦土石灰を1㎡あたり100g位を施し深くよく耕し土を中和させ、1週間位前に堆肥を1㎡あたり2kg位、化成肥料100g位を施し再び耕し、1条植の場合は幅50cm位、2条植の場合は80cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
育苗箱に用土を入れ深さ1cm位の溝を8cm位の間隔にして1粒ずつ1cm間隔でまきます。ポット(7cm)にまくときは直径3cm深さ1cmのまき穴に3〜4粒まきます。覆土は5mm位として十分に水をやり、箱まきは発芽するまで新聞紙をかけておくとよいでしょう。
間引き管理
発芽後箱まきでは葉が込み合わないよう間引き、本葉2枚の頃にポットに移植します。ポットまきは1週間程になった頃2本立てにし、本葉2枚の頃1本立ちにします。夏まきの場合は定植近くになった頃、露地条件に適応させるため寒冷紗を取ります。春まき冬まきの場合は本葉7〜8枚、夏まきは本葉5〜6枚になった頃、株間を40〜50cm位とり深植しないよう定植します。追肥は春・夏まきは定植3週間後と結球が始まる前の2回、化成肥料を1回につき1あたり50g位施します。秋まきは年内の追肥はさけて春に新葉が動き出した頃と結球が始まる頃の2回施します。
病害虫
キャベツは害虫が多いので十分に殺虫剤などで駆除してください。特に芯クイ虫に注意します。病害は菌核病、根こぶ病が発生しますので防除してください。
つくり方ポイント
・夏まきは寒冷紗で高温対策をとる。
・春まきは保温と加温の対策をとる。
・追肥をしっかり施しその都度中耕と土寄せをする。
・秋まきは春先トウ立ちするので早まきはさけてください。
・水はけのよい畑で栽培する。
畑への準備(土づくり)
畑は定植の2週間以上前に苦土石灰1㎡あたり100g位を全面に施し深くよく耕し、1週間位前に幅40〜60cm位のうねを作り中央に幅深さ共に15cm位の溝を掘り、堆肥1㎡あたり2kg位、化成肥料150g位施して土を埋め戻し、うねの高さ10〜15cmとします。
タネまき
育苗箱に用土を入れ1cm位の溝を8cm間隔で作り1粒ずつ1cm間隔でまき、タネがかくれる程度(5mm位)に土をかけたっぷり潅水し、発芽まで乾燥しないよう新聞紙などで覆いにわか雨などにたたかれないようにし、発芽し始めたら早目に取り除きます。
間引き管理
発芽後本葉が出始めたら2cm間隔に間引き、本葉が2枚位になった頃ポットに移植し、夏まきの場合は本葉5〜6枚、冬と春まきの場合は本葉4枚の頃株間40〜45cm位として定植します。定植の時は深植えにならないよう株元が少し高くなるように植えつけ潅水します。追肥は活着して生育を始める頃1回目を、2回目は花蕾が見え始める頃1株あたり化成肥料50g位を施し同時に中耕と土寄せを倒伏しないようしっかり行います。
病害虫
病害は苗立枯病、軟腐病、黒班病などが発生、害虫はヨトウ虫、アオ虫などが発生しますので、殺虫剤を散布するか防虫ネットを使用します。この場合は土との間に隙間ができないようにします。
つくり方ポイント
・適切な時期のタネまきと定植が大切です。
・高温時・低温時はそれぞれ防暑・防寒対策をする。
・追肥を的確に行い肥料切れにならないようにする。
・花蕾が鶏卵位の大きさになったら、着色や寒害を防ぐため花蕾を包むよう外葉を束ねひもで結びます。
・収穫は早目に。
畑への準備(土づくり)
畑は定植の2週間以上前に苦土石灰を1㎡あたり100g位全面に施し深くよく耕し、1週間位前に幅40〜60cmのうねを作り、中央に幅深さ共に15cmの溝を掘り、堆肥1㎡あたり2kg位、化成肥料150g位施し土を埋め戻し、うねの高さは10〜15cmとします。
タネまき
育苗箱に用土を入れ1cm位の溝を8cm間隔で作り1粒ずつ1cm間隔でまき、タネがかくれる程度に土をかけたっぷり潅水し、発芽まで苗床が乾燥しないよう新聞紙などで覆いにわか雨などにたたかれないようにし、発芽し始めたら早目に取り除きます。
間引き管理
育苗箱まきは葉の込み合わないうちに適宜間引いて、本葉2枚位になった頃ポットに移植し、本葉5〜6枚になった頃株間を40〜45cm位として定植します。定植の時は深植にならないよう株元が少し高くなるよう植えつけ水をやります。追肥は活着して生育を始める頃、2回目は花蕾が見え始める頃として1株あたり化成肥料10g位を根元に施し中耕し土寄せをし、その後2〜3週間位に1回同量を施し肥効を途切れないよう注意します。
病害虫
害虫はヨトウ虫、コナガアオ虫が発生しますので、殺虫剤を散布するか防虫ネットを使用します。ネットを使用する時は、土との間に隙間ができないようにします。
つくり方ポイント
・適切な時期のタネまきと定植が大切です。
・低温、高温時は生育障害が起こりますので対策を十分にとること。夏期は寒冷紗などで防暑し、冬期は保温または加温して育苗すること。
・追肥を的確に行うこと。
・育苗時は立枯れ病が発生しないよう株元に水をやりすぎないこと。
畑への準備(土づくり)
畑は排水のよいところを選び、タネまきまたは定植の2週間以上前位に苦土石灰を1㎡あたり150g位施し深くよく耕し、1週間位前に完熟堆肥を1㎡あたり3kg位、化成肥料を150g位施し、1条栽培の場合は幅60cm高さ10〜15cm、2条栽培の場合は幅100cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
1条の場合は株間40〜50cm位、2条の場合は条間50cm位株間40〜50cm位として、直径5cm深さ1cm位のまき穴を作り、5〜6粒をまき5mm位土をかけ水をやります。ポット(7〜9cm)まきの場合も同じくまき穴を作り、直まき同様5〜6粒まき5mm位土をかけ水をやります。ポットまきは害虫や乾燥を防ぐ利点があります。
間引き管理
直まきポットまき共に、子葉が開ききった頃3〜4本立てに、本葉が2枚の時に2本立てに、ポットまきは本葉4〜5枚になった頃2本立てのまま定植し、その後本葉6〜7枚の頃に生育のよい病害虫のない株を1本立てにします。直まきの場合本葉6〜7枚で1本立てにします。ポットまきの定植は鉢土がくずれないよう前日にたっぷり水やりをしておきます。追肥は1本立ちに間引いた後に1あたり化成肥料50g位を株の周りにバラまき、株がぐらつかないよう株元に軽く土寄せをします。その後2週間おき位に同量を2〜3回施し中耕をかね軽く土寄せをします。
病害虫
軟腐病、ベト病、根こぶ病などが発生しますので、予防的な薬剤の散布を行ってください。害虫はアブラ虫、ヨトウ虫、コナガが発生しますので早期に防除します。
つくり方ポイント
・タネまきは品種に合った適期に行うこと。
・間引きの時残す株を傷めないこと。
・肥料は株にかからないよう施す。
・水はけのよい畑で肥料切れのないように。
・連作はさける。
畑への準備(土づくり)
タネまきの2週間以上前に苦土石灰1㎡あたり100〜150g位施しよく耕し土を中和させ、1週間位前に完熟堆肥を1㎡あたり2kg位、化成肥料を100g位施しよく耕し表面を平らにならし、幅30〜80cm位高さ10cm位のうねを作ります。
タネまき
うね幅30cm位の場合はバラまきかスジまきにし、うね幅60〜80cm位の場合は条間30cm位として2条のスジまきとして覆土し、たっぷりと水をやり適湿を保ちます。乾きやすい畑は覆土の後軽く鎮圧します。
間引き管理
発芽後本葉1〜2枚の頃3cm位、本葉3〜5枚の頃生育のよい株を小かぶ取りなら10〜15cm位、中から大かぶ取りでは株間20〜30cm位にして1本立ちにします。追肥は2回目の間引き頃から1あたり化成肥料を30g位施し土寄せをします。間引きの遅れは生育に影響しますので適期を逃すことなく行ってください。その後適切な株間にした頃同量の追肥を施し土寄せを行います。
病害虫
まずアブラ虫の防虫に努めてください。アオ虫やコナガなども薬剤散布で防除してください。また、ハバチの食害に遭わないよう注意します。
つくり方ポイント
・連作をさける。
・肥料切れのないよう注意する。
・収穫は早目に遅れると裂根しますので注意してください
畑への準備(土づくり)
畑はタネまきの2週間位前に苦土石灰1㎡あたり100〜150g位を施しよく耕し、その後1㎡あたり完熟堆肥2kg位と化成肥料100〜150g位を施し深くよく耕し、幅60〜80cm位高さ10cm位のうねを作ります。
タネまき
条間隔20cm位とり2条のまき溝を1cm位の深さとして作り、スジまきし軽く土をかけ手で押さえ十分に水をやります。
間引き管理
発芽後本葉1枚の頃3〜4cmの株間に間引き、本葉2〜3枚の頃に化成肥料1㎡あたり20g位を溝の両側に施し土寄せし、最終株間を7〜10cm位にします。その後の追肥は生育の状況を見て行ってください
病害虫
アブラ虫、ヨトウ虫、コナガなどが発生しますので、薬剤散布かネットか不織布で防いでください。
つくり方ポイント
・28℃以上の高温になると生育障害が起きるので、高温時の栽培はさけるか寒冷紗などで防暑対策をとります。
・根の肥大のためには適切な間引きをする。多湿に注意。
・収穫は早目にします。遅れるとス入りトウ立ちの原因になります。
・防虫のための薬剤は生育期間が短いので速効性で残効性の短いものを使用する。
畑への準備(土づくり)
タネまきの2週間以上前位に苦土石灰1㎡あたり150g位と完熟堆肥を2kg位施し深く(40〜50cm位)よく耕し、根の発育障害にならないよう石ころなどを取除き、1週間位前に化成肥料1㎡あたり150g位施し再びよく耕し、幅60〜70cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
うねの中央に株間を25〜30cmとして直径5〜6cm深さ1cm位のまき穴をあきびんの底を利用して作り、1ヶ所に5〜6粒のタネをまき1cm位土をかけ水をやり、発芽まで乾燥させないようにします。なおアブラ虫、ウィルス病を防ぐため反射性マルチをうねに張ることをおすすめします。
間引き管理
本葉1〜2枚の頃3本立てに、3〜4枚の頃2本立てに、5〜6枚の頃1本立てにします。間引きは適期に行い子葉の形のよいものを残し、残す株の根を傷めないように注意します。追肥は2回目と3回目に株のまわりに1㎡あたり50g位を施し、軽く土と混ぜながら株元に土寄せします。
病害虫
ウィルス病が大敵ですからアブラ虫の防除が一番です。反射性のマルチまたは防虫ネットを高温時使用しトンネルにするとよいでしょう。害虫はアオ虫、ヨトウ虫などです。
つくり方ポイント
・大根はタネまき後または発芽初期に10℃以下の低温にあうとトウ立ちしますので、北海道・高冷涼地での栽培は現地の気象情報に注意し栽培してください。トウ立ちを防ぐためや地温を上げ発芽の揃いをよくするために、マルチまたはトンネル使用の栽培をおすすめします。
・堆肥は十分完熟したものを使用すること。
畑への準備(土づくり)
畑はナス科の野菜を3〜4年作ってない畑を選び、定植の2週間以上前に石灰を1㎡あたり150g全面に施し深くよく耕し、1週間位前に元肥として堆肥を1㎡あたり3〜4kg位、化成肥料を150g位、過リン酸石灰を30g位施し再び耕し、定植予定の2〜3日前に幅70cm高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
育苗箱に育苗土を入れ深さ1cm位のまき溝を7〜8cm位の間隔で作り、タネを5位の間隔に条まきし5位土をかけ水をやり、箱を地温28〜30℃位で保温し、発芽後は夜温25℃位に下げ管理します。
間引き管理
発芽後本葉2枚になった頃11〜12cmのポットに移植し、夜温20℃位で管理し育苗します。本葉13〜14枚頃になった頃うねに黒マルチを張り、苗鉢にたっぷり水を含ませて株間を50cmとり定植し、支柱を立て水をやります。その後1番花の下から出た側枝を2本残し主枝1本との3本仕立てにし、2〜3週間過ぎた頃1回目の追肥、化成肥料50g位を4株宛にうねの両肩にマルチのすそを上げ施しバラまき、土と混ぜるよう軽く耕しマルチを戻し、その後2〜3週間おきに同量を施します。
病害虫
害虫はアブラ虫、ヨトウ虫などに注意し、早期発見して防除します。ウィルス病はアブラ虫の駆除、疫病は排水対策と殺菌剤を散布します。葉にモザイクが現れたり株が萎縮したら抜き取り他に感染させないようにします。
つくり方ポイント
・発芽には適温(地温)を確保する。
・定植は晩霜の恐れがなくなってから。
・主枝、側枝につくワキ芽は取り除く。
・完熟果はつけすぎない。
・収穫は枝が折れやすいため必ずハサミで行ってください。
畑への準備(土づくり)
定植2週間以上前に1㎡あたり苦土石灰150g位施しよく耕し、1週間前に堆肥1㎡あたり3〜4kg位、化成肥料1㎡あたり150g位、過リン酸石灰30g位を施し再び耕し、定植2〜3日前に幅70cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。
タネまき
育苗箱にタネまき用土を入れ深さ1cm位の溝を8cm間隔で作り、タネを5mm位の間隔にまき5mm位土をかけ水をやり、昼間30℃位、夜間20℃位で保温管理をします。
間引き管理
発芽込んできたら1〜2cm間隔に間引きし、本葉2枚の頃12〜15cmのポットに移植し夜間15℃位で管理し、本葉7〜8枚になり晩霜の心配がなくなってからうねに黒マルチをし、株間50cm位とり1条植えとします。定植する時はうね面より2〜3cm位高く植え支柱を立て、浸透移行性の殺虫剤を1株につき2g程散布し十分に水をやります。定植3週間後に追肥を化成肥料4株分で50g位両側に施します。その後3週間おき位に行います。その時はマルチを上げ土と混ぜるようにばらまき、土と混ぜるよう軽く耕し、マルチを元に戻します。整枝は一番花の下から勢いよく出た側枝を2本残し主枝の1本と3本立にします。
病害虫
害虫はアブラ虫、ダニ類などに注意し、早期発見し薬剤を散布します。病害によって青枯病、半身萎凋病が発生した時は抜き取ってください。
つくり方ポイント
・育苗には適温管理をする。
・定植は晩霜の恐れがなくなってから。
・水不足肥料切れに注意する。
・ダニ類の防除に努める。
・保温と乾燥防止にマルチを使用する。
・整枝と摘葉によって日当りをよくする。
畑への準備(土づくり)
定植予定の2週間位前に苦土石灰1㎡あたり150g位施し深くよく耕し、1週間位前に堆肥1㎡あたり3〜4kg位、化成肥料1㎡あたり150g位、熔リンなどのリン酸質肥料1㎡あたり30g位を元肥として施しよく耕します。定植までに幅120cm高さ10〜20cmのうねを作り支柱を立てます。
タネまき
育苗箱まきは用土を入れ深さ1cm位の溝を作り、1cm間隔にまき5mm位土をかけ、水をやり温度を25〜30℃に保ちます。ポットまきの場合は9cmポットに直径3cm深さ1cmの穴を作り3〜4粒まき5mm位土をかけ水をやります。発芽までの温度は育苗箱での管理と同じです。
間引き管理
育苗箱まきは、第1本葉の出始めに間引きし、第2本葉の出始めに9cmポットに移植します。 ポットまきは第1本葉が出始めたら間引きし、第2本葉が出たら1本立ちにします。本葉がどちらも4〜5枚頃12〜15cmのポットに鉢上げし定植期まで育苗します。本葉が7〜8枚になり第1花房第1花が咲き始めたら定植期ですから、うねに70cm間隔の2条植えとして株間50cm位取り、シルバーマルチを張りポットより大き目の植え穴を作り、苗鉢に十分水を含ませて定植します。定植後は本葉のつけ根から出るワキ芽はすべてかきとり、花房3〜5段が咲きだしたらその上の葉を2〜3枚残し主枝を摘み取ります。追肥は第1花房と第3花房の果実がピンポン玉位になった時の2回を基本として、1株あたり化成肥料を25g位施しうね肩の中心にバラまき軽く土寄せをし、はがしたマルチを再度かけます。
病害虫
露地栽培では苗が根づいて育ち始めた頃から色々な病害虫が発生しますので、殺菌剤、殺虫剤を散布し防除に努めます。病害は灰色カビ病、ウィルス病など、害虫はアブラ虫、オンシツコナジラミなどです。
つくり方ポイント
・連作をさけること。
・霜にあたると枯死するので定植の時期を注意する。
・生育に従って必ずワキ芽を除去すること。
・発芽まで適温を確保する。
・元肥の施用量を守る。
・追肥は果実の肥大を確認して行う。
・梅雨時は特に病害虫の防除に努める。
・移植の時は根を痛めないこと。